「吉方位ってよく聞くけど、何のこと?」
「方位取りってどんな効果があるの?」
そんな疑問に歌舞伎町の母 摩耶先生がお答え!
吉方位を知って開運しましょう!
また、方位取りがなかなかできない人に「抜け道」も教えちゃいます!
吉方位とは?
吉方位とは、自分に良い運気をもたらしてくれる方位のこと。
この方位は、その人の本命星によって異なります。
本命星とは生年月日によって異なり、その人の本質を司るものだとされています。
基本的に、自分の本命星と相性の良い方位が吉方となるのですが、避けるべきとされる凶方位もあるので注意が必要。
吉方位と凶方位の調べ方
気学では、生年月日によって本命星が決まっています。
自分の本命星は九星盤計算などですぐに調べることができます。
生年月日を入力して調べたあとに出てくる「年家九星」の中央に書かれているものがあなたの本命星となります。
本命星にはそれぞれ相性の良い星とそうでない星があります。
「本命星と相性の良い星の回っている方位」がその時の吉方位となります。
凶方位は、本命星と相性の悪い星だけでなく、誰にでも当てはまる凶方位というものもあります。
凶方位の種類
本命殺・本命的殺は本命星によって異なる凶方位。
五黄殺・暗剣殺・破・定位対沖・小児殺は誰にでも当てはまる凶方位です。
※流派によっては凶方位としていない場合もあります。
本命殺(ほんめいさつ) | 自分の本命星が入る方位。自分が原因で失敗や災難を招いたり、病気や怪我などになりやすい。 |
本命的殺(ほんめいてきさつ) | 自分の本命星が入る方位の正反対の方位。他人が原因で失敗や災難に合いやすい。また、自分の勘違いが失敗や災難に繋がることも。 |
五黄殺(ごおうさつ) | 五黄土星が入っている方位。この方位に行くと、事故・盗難・怪我・トラブルなどあらゆる災難に見舞われやすい。そしてこの災難は主に自分が原因となることが特徴。徐々に運気が低下していく。この方位に行く予定がある場合、電車遅延などを見越して早めな行動を取ったほうが良い。 |
暗剣殺(あんけんさつ) | 五黄土星が入っている方位と反対の方位。主に自分以外のことが原因で突発的な災難に見舞われる。インフルエンザなどの感染する病気にも注意。 |
破(やぶれ) | その年の干支が入る方位と正反対の方位を歳破(さいは)、月破(げっぱ)、日破(にっぱ)と言う。「何事も破れる」という意味で、縁談や商談などが破談や解消となる。デートや契約などがある日は避けるべき。 |
定位対沖(じょういたいちゅう) | それぞれの九星の定位置と反対側に入る場合。北に九紫火星、南に一白水星が入る場合を凶方位として扱うが、流派によって異なる。物事がうまくいかなかったり、秘密がバレたりする。 |
小児殺(しょうにさつ) | 月盤で見る凶方位。毎月変わる。数え年で12歳以下の子供にのみ影響すると言われている。子供が事故や病気などに合いやすい。子供をもつ家庭は、小児殺の方位へ引っ越しや増改築は避けるべき。 |
方位取りの効果
気学における開運法で、「方位取り」があります。
方位取りにはどんな効果があるのかご存知でしょうか。
開運法というくらいなので、幸運に恵まれる、というイメージがあるかと思います。
しかし必ずしも良いと思える出来事に遭遇できる訳ではありません。
「方位取りをしたけど、これといって良い出来事はなかったなぁ…」
という方!
逆に、何か悪い出来事に遭遇したでしょうか?
この質問をすると多くの方が「悪いことは起きなかった」と回答します。
方位取りをすることによって変わるのは、自分の性格が良くなるということ。
自分の性格が良くなることで、自然と周りの環境も良くなってくる。
そして悪いことも起こらない。
それが方位取りの原則なんです!
他にも願いを叶えるという効果があります。
ただし、この場合は「明確な目的を持つこと・その目的に合った吉方位へ行くこと」が重要となってきます。
それぞれの方位や、そこに入る星には意味があるので、目的に応じて取るべき吉方位も変わるのです。
方位取りのやり方
さて、方位取りの効果を説明したところで、次は具体的に何をしたら良いのか、どんな場所へ行ったら良いのかを説明します。
ただ、方位取りは、自分でやると間違える人が多いです。必ずプロの先生に聞いてから実践することをおすすめします。
方位取りの注意点
方位取りをする上で、注意点があります。
下記で紹介する注意点を守った上で行ってください。
・4km以上離れている
自分が住んでいる場所から4km離れた吉方位へ行く必要があります。
4kmと言っても電車や車を利用すればそう遠くありません。
・吉方位へ行った後は直帰する
吉方位で良い気をもらった後は直帰することが大事。
寄り道をすると、せっかくの良い気を置いていってしまうことになります。
・初めてやる場合は近場にする
方位取りは遠ければ遠いほど良いのですが、初めてやる時は4km以上離れた近場にすること。
なぜならバランスを崩してしまうから。電車で10〜20分くらいでつく場所が丁度良いです。
・線上になった場合どうするか
この場合、自分で判断するのは間違いの元です。
また、例えば角度が「45度」と「3060度」が存在します。どちらを取ったらいいのか判断に迷うこともあるでしょう。
プロに相談してから行く方が効果が期待できるでしょう。
方位取りでおすすめの場所
方位取りはどんな場所へ行ったら良いのか?
紹介していきます!
神社
吉方位の神社へ行ってお参りをしてください。
お参りの後は、神社に1時間いること。
1時間というと長く感じるかもしれませんが、スマホや本があれば案外すぐに過ぎてしまいます。
ファミレス
訪れた吉方位に神社がなかった場合。ファミレスでも問題ありません!
ただしファミレスの場合は最低2時間滞在すること。
神社は元々気の良いところだから1時間でも大丈夫ですが、ファミレスの場合はもう少し長めに居る必要があります。
温泉
温泉は地下からの湧き水。その為良い気がたっぷり含まれているんです。
その良い気を肌から入れるという行為はとても良い事。
温泉も1時間滞在してください。
1時間ずっと温泉に浸かっている必要はなく、温泉に出たり入ったりを繰り返して1時間滞在していれば問題ありません。
湧き水であれば、スーパー銭湯などでも大丈夫。
方位取りに関するQ&A
方位取りの注意点やおすすめの場所を紹介しましたが、知れば知るほど疑問が湧く事もあるでしょう。
よく聞かれる方位取りの質問に対してお答えします!
Q:凶方位へ行って病気になってしまった!どうしたら良い?
A:方位でなった病気などは方位で治しましょう。
方位取りを行ったことで、アル中や睡眠障害、不眠症が治ったという人もいるんですよ。
Q:凶方位に転勤になってしまった!どうしたら良い?
A:凶方位と言っても、転勤などではあまり影響はありません。
吉方位・凶方位で大事なのは自分で選べる方位であること。
買い物やデートや旅行など、自分で方位の選べるものは吉方位へ行き、凶方位を避けること。これが大事。
転勤の凶方位で心配な方は1ヵ月に1回外泊するといいですよ。
外泊といっても日をまたげばOK。例えば、終電で帰って家についた時間が0時を超えていれば、家を空けているので外泊した事になります。
Q:旅行券が当たったけど、凶方位だった。行かない方が良い?
A:できれば行かない方が良いです。
でも、折角の機会だから行きたいですよね。
方位取りというのは運の貯金。沢山やることが大事なんです。
事前に貯めておけば、凶方位へ行ったとしても貯金をちょっと減らすだけなので、悪い事は起きません。
番外編:吉方位がない時の対処法
実は、吉方位がない時期というのもあるんです。
「吉方位がない場合は開運できないの?」
いいえ!そんな方におすすめなのが「氏神様21日間参り」!
氏神様21日間参りとは
自分の住んでる場所によって氏神様は異なります。
氏神様はネットでも調べられますし、見つからない場合は神社庁に電話してみてください。
大事なのは、21日間毎日お参りすること。
願い事は21日間に対して1つだけ。
複数叶えてもらいたい場合は、次の21日間でお願いする事。
1日でもお参りしそびれたらまた1日目からやり直し。
ちょっと大変かもしれないけど、会社に行く前や帰宅途中など、どのタイミングでも問題ありません。
始める日にちも、吉か凶か気にする必要はありません。
最後に
方位取りについて色々と紹介しましたが、大切なのはがんじがらめにならないこと。
方位を気にしすぎるせいで身動きが取れなくなっては本末転倒です。
また、吉方旅行などよく言いますが、お金をかける必要はありません。
神社参拝はお賽銭だけだからお金もかからないし、手軽に方位取りができるのでおすすめです。
自分が無理なく実行できそうな方法を選んで開運してくださいね。